【根岸駅から磯子住宅地内全体】35年のペーパードライバー歴でも大丈夫！ペーパードライバー講習はファーストヨコハマ　体験レポート『横浜市南区』１

『体験レポート』ペーパードライバー講習、横浜市南区の場合１

今回ご紹介させていただきますお客様は、横浜市南区にお住いの60代女性の方です。

前回、体験コースと21時限コースのひとコマをつなぎ合わせまして、ご自宅から港南区・栄区・そして逗子寄りの金沢区までいき、そこから磯子区をとおり根岸駅を中継しまして本牧をまわり南区へと戻ってくる、という大車輪コースを回られました。
今回はいよいよ大本命の「根岸駅から磯子区内」という激細ルートをまいります。
コースのご選択は21時限コース（ひとコマ150分）、ご利用車両は講習車をご利用です。

当回から根岸駅が待ち合わせ場所となりました。
「お仕事で車を使うことになりまして、ペーパードライバー歴が35年以上なんですけど磯子区の住宅地を回ることが多そうなので心配で・・・」
というお悩みから当ファーストヨコハマにご依頼いただきまして、そこにスポットを当てますために「根岸駅から磯子区内」に挑戦していきます。

横浜市磯子区の特徴はこちらからどうぞ

雨の中のペーパードライバー講習で、難所の磯子旧道をのぼる

「今日はあいにく雨が降っていますね、ワイパーは三段階の使用方法がありまして・・・」
「練習になっていいと思います」
という力強いお言葉からのスタートです。
根岸駅のロータリーを出発しまして横浜市主要地方道82号を磯子駅方面へと向かい、掘割川とニトリ磯子店をすぎたあと磯子旧道へと右折していきます。片側二車線の82号が横須賀街道へと名前が変わったのを見計らいまして右の車線へ移動します。前回の大車輪時で練習した車線変更が活きていましてとてもお上手です。浜マーケットあたりから右車線の幅が広くなっていきまして右折と直進が一緒くたになった車線にお客様も、
「ここで待っていてもいいんですか」と対向車による右折待ちに戸惑われます。たしかに、ペーパードライバー講習でなくても初見の方にここは「右に分岐して磯子旧道に入ろう」と思うには躊躇してしまいそうな対向車の交通量と狭い道幅です。

信号の切り替わりで対向車の流れがやみましたので、鉈の頭のような導流帯の手前を慎重に右折しまして、黄色の中央線はあるものの狭い30km/hの道路を走行していきます。お客様は事前にお調べになっていたようで、「こういう目印がありましたら右折したいと思います」と事前におっしゃっていただけました。
が、うまくはいきません。右折を予定しておりました道路は「軽自動車しか入っていけないのでは？」と思うような狭さでなおかつその入り口には電柱がそびえたっています。私たちはため息をもらしつつそのまま通り過ぎましてどこか右折しやすい場所を探すことにしました。

「学校か？」と思えるほどの高台と芝の緑が見えます水道局間坂計器室が右手に見えます急坂な大きい右カーブを曲がっていきます。
「電動自転車でもこの坂はたいへんですね」とお客様がおっしゃられるのもわかります。道の狭さに反して車の通りはかなり多く、歩道もない路側帯にガードレールが緩慢な間隔のみ片側に設置されているだけです。お子さまなどの「坂を自転車などで上がる際に左右にぶれやすい方」や「長い急坂を上るのには苦労してしまう筋力の方」には日常的な上り下りにはさぞ大変だろうな、と思わされてしまいます。
その上り坂で雨に中をお客様はしっかり曲がられていきます。35年ぶりのペーパードライバーの運転かと思えないほど多大な努力と勇気により運転されていてカーブなどは正確です。速度は30km/hに若干とどかないぐらいではありますが、ブランクの長さを考えますと自分にこれだけのことをするために一歩踏み出す勇気がありそうかを考えますと、自分としては懐疑的です。ですのでお客様は相当の才能をすでに発揮されていると思われます。

絶対通れなければいけない「直角」と「鋭角後方」と「コンクリートブロック」

狭い住宅地などの生活道路のとおりかたはこちら

浜小学校前の交差点をすぎてドミノピザ横浜磯子店や食品館あおば岡村店、ローソンを過ぎますとお客様が、
「思い出しました、焼き肉屋のまえを右折したいです」
と思い出されましたので右折いたします。対向車待ちや歩行者確認もペーパードライバー講習３回目（実質2回目）でもう慣れられたようで安心しました。
右折したとたん山宝苑駐車場前の急坂で右直角、間髪入れずに左直角×2とつづきます。お客様も大忙しです。その先の道祖神前をお客様の目的地の一つとしますと、一つ目をクリアということになりました。しかし、まだまだ先は長いです。

泉谷第二・泉谷公園ととおり突き当りを左折しますと、下り坂からの右鋭角後方へ右折します。右折しますと書きつつ、実際は車二台がギリギリすれちがえるほどの道幅から車一台しか通れない道幅へUターンするようなものです。単純にUターンするには圧倒的に道幅が足りませんので切り返しを一度はさみます。
これは確かに「地図を参考に当日運転してみてください。研修や教養はありません」と仕事先で言われましたら心配になる道路です。ミニバンなどではまず無理でありましょう道幅を急下る坂で下っていきまして左へカーブしますと、道幅一台しか通れない三差路を左折します。左直角のコンクリートブロックがたいへん邪魔であり、しかしブロックの背が低いためにペーパードライバーでなくても運転席からは見えませんので助手席の私が誘導します。次回までにこれらの対策と目印を考えておく必要があります。岡村こわい。

あいかわらず車一台分しか通れない道幅をひだりへみぎへがつづきます。対向車が現れたら・・・と心配しているそばで対向車がいらっしゃいましたが、我々がペーパードライバー講習であることを察していただけたのか、すぐに脇道へ入って道を譲ってくださいました。きっと我々が通ったらそのままのハンドルでバックして通るのであろうと予想しつつ、実に慣れたスムーズな一連の動作に感動感謝しつつ我々の道をゆきます。
セダンの教習車がせめてコンパクトカーであったらお客様ももう少し心持が楽でありましょうが、当ファーストヨコハマはペーパードライバーの方以外にも、外国免許切り替えや新規免許を目指されて一発免許をお考えのお客様にも試験対策の講習を行うことも度々ありますのでセダンで頑張ってまいります。

やがて岡村中学校の交差点にでましたら道の広さに（それでもバスとのすれちがう時は圧迫感がありますが）お客様と安心感を共有しました。四間道路をすすみやまもとや酒店や横浜滝頭郵便局のあとを左折、再び車一台分ほどの道幅の滝頭2丁目5のあたりをあちこちまわり、目的地の二つ目をクリアしました。ここの滝頭も、気を抜くとクルマの側面を擦ってしまうであろう直角三差路や両側電柱地帯などが目白押しですのでお客様もわたしも一生懸命運転に集中しつつ、一か所一か所難所をとおれるたびに喜びます。

磯子という土地には種類の違うむずかしさがある

磯子区の住宅地の細道の運転は、最初は私のアドバイスや助手席からハンドルを失礼することもありましたが、後半になってきますとたいていの細道はペーパードライバーであるはずのお客様が自力で通ることができてきました。お仕事で軽自動車をつかわれるとのことでしたので、セダンの講習車でこの周辺を通ることができればまず安心でしょう。

丸山二丁目の方もまわります。FUJI根岸店やクリエイト磯子丸山店付近など地理や人通りを確認していきます。この辺りは先ほどの滝頭や泉谷公園付近と違い人の数が多く、「左手に歩行者や自転車、右手に対向車」の時のすれ違いなど、種類の違うむずかしさといえます。そしてそれは、テクニックというよりは「早く通り過ぎたい」という気持ちをどれだけ抑えられるかということに尽きると思います。自分がどういう風に通れるかというよりも、相手のペースや「効率よく移動したい」という思考を踏まえての運転だからです。
3周ほどまわりそのむずかしさにもある程度慣れられましたので、岡村天満宮まで続く天神道路から岡村中学校へと向かいます。道幅は相変わらず狭いですが中央線はあります。きつい上り坂をのぼっていくときは冒頭の磯子旧道をほうふつとさせます。セブンイレブンのある交差点を左折しまして、バス通りでバスとすれ違いながら多いカーブをこなされていきます。しかし軽い雑談をかわせるほどには磯子という土地にお客様は慣れてきました。ペーパードライバー歴35年の方が、今回だけでもこれだけ運転を自分のものにされたというのは素晴らしいことだと思います。
四間道路、横須賀街道に横浜市主要地方道８２号と通りまして根岸駅へ到着し、解散となりました。

今回もなかなかの道のりでしたがお客様は「次回も同じような練習をお願いしたいと思います」とのことでしたので、今回の通り方で気になる点の対策を次回反映できましたらと思います。今回もお疲れさまでした。次回もよろしくお願いいたします。