【海外から来日して初めて日本で運転】それが中区全域でも大丈夫！ペーパードライバー講習はファーストヨコハマ　体験レポート『横浜市中区』1

『体験レポート』ペーパードライバー講習、横浜市中区の場合1

今回ご紹介させていただきますお客様は、横浜市中区にお住いの20代女性の方です。

横浜市中区といえば、日ノ出町から伊勢崎町・長者町・関内・桜木町・横浜スタジアムに馬車道、赤レンガに山下公園・横浜中華街に元町・山手・本牧とまさに「横浜市の顔」ともいえる地区です。
そこにお住いの方でペーパードライバーの方というのは意外といらっしゃいまして、横浜の顔ということは交通量や人通りも多く、道も複雑でアップダウンや幹線道路に陸橋もありといいますと、なかなか運転のハードルがペーパードライバーの方や運転免許を取られてから間もなくという方には高いかと思われます。
そして、それが海外から日本に移住されてから全く運転されたことのない方ならなおさらでしょう。今回はそういったお話です。

横浜市中区についてはこちらのページをご覧ください

お客様とはご自宅前でお待ち合わせをいたしまして免許証の確認と、お客様の講習ではマイカーをご利用とのことでしたのでマイカーの任意保険内に記載の「運転者の範囲条件」という箇所のみ拝見いたしました後、ご要望をお聞きいたします。

ファースト横浜のペーパドライバー講習ではお客様に寄り添いお客様に合わせてオーダーメイドの教習をおこないます。下記は一例となります。実際の教習時にはご要望、ご希望を担当指導員にご相談ください。

STEP

体験コース（90分）
※通常コースからのご受講でも可能です

ご自宅またはお待ち合わせ場所からスタート
ヒアリング
座席の調整・計器類の説明
安全確認の方法・交通ルールの理解
基本走行（ご自宅周辺などの走行しやすい道路での走行、右左折、幹線道路の走行）

STEP

スタンダードコース 1回目 150分×4回コース

目的地に向けての運転練習（ショピングセンターやお子様の送迎、最寄り駅や病院）
安全な運転方法への理解
目的地への課題克服練習（右左折、車線変更等）
駐車練習　最初は簡単な駐車場などで練習ハンドルの方向性の理解やサイドミラーの使い方
バックモニター、リアビューモニター画面の確認方法

STEP

スタンダードコース２回目

目的地に向けての運転練習（ショピングセンターやお子様の送迎、最寄り駅や病院）
自主的な車線変更や合流、安全確認（もちろんしっかりサポート致します）
指示器・ウインカーのタイミング後続車との距離、速度の図り方、進路変更のタイミング
駐車練習　ご自宅・目的地・コインパーキング等
苦手項目の練習

STEP

スタンダードコース 3回目

目的地に向けての運転練習（ショピングセンターやお子様の送迎、最寄り駅や病院）
カーナビゲーションシステムを利用した運転、自主的な経路の設計
駐車練習応用　狭い駐車場でも切り返しや幅寄せなどを利用
高速教習　安全な合流、離脱方法、料金所ETCレーンの通過

STEP

スタンダードコース４回目

目的地に向けての運転練習（ショピングセンターやお子様の送迎、最寄り駅や病院）
カーナビゲーションシステムを利用した運転、自主的な経路の設計
目標　安全に目的地まで到着できるように
駐車練習　
高速教習　（首都高速、東名高速、などの都市高速もご希望ございましたら是非ご利用ください）

料金ページはこちら

母国で運転免許を取得されてからペーパードライバー歴8年、母国・日本のどちらも運転されたことがほとんどないようでして、外国免許切り替え試験にも合格したはいいもののこれまで車の運転が必要ない生活を送られていたそうです。
が、お子さまが成長されるにつれてパートナーの方の休日にだけ車でお出かけするには次第に不便を感じられまして、これを機に中区内の幼稚園への送迎やスーパーマーケットへのお買い物、ご職場への通勤をされるることを目標に「脱ペーパードライバー」目指して当ファーストヨコハマにご依頼いただきました。
ご選択されましたコースは12時限コースの1回目（150分）で、ご利用車両はマイカーです。

最初にエンジンのかけ方から始まりまして、座席・ミラー調節にギアやペダルにサイドブレーキなどの各機器の説明、安全確認や右左折方法などをひととおりご説明差し上げまして、「今すべてをおぼえる必要は全くありません。必要な時に徐々に覚えていきましょう。時間はたくさんあります」と補足いたしました。

お客様は、全然運転経験がないことを非常に気にされておりまして、簡単なところからの練習を望まれました。
これは私の考えですが、右左折と直進ですと、必要な距離感を見はからって安全確認と曲がりたい方への寄せ、さらに安全確認を行いハンドルと次の道路上のどこにクルマを持っていくかということを念頭に置きながらの「意外と手数と気にするところの多い右左折」の練習と、「アクセルブレーキのペダル類と速度間と車間距離、信号停止の停止位置を気にする直進」の練習でしたら直進のほうがペーパードライバーの方には始めやすいのではと思われます。ですのでお客様にそのことを説明させていただきまして、お客様も納得していただけましたので、見た目に反して交通量が少ない湾岸道路をとおりまして根岸駅に向かいます。

外国から日本にいらっしゃったお客様、はじめての運転で湾岸道路を走行する

平日の夕方前ですが、私たちの車を除いて見渡せる範囲での車数は８台ほど。片側三車線の湾岸道路は元町より南側ですと特にペーパードライバーの方にはいい練習場です。速度の規制標識もないために法定速度の60km/hまで出せますのでアクセルペダルを誤って一瞬踏みすぎたぐらいではそこまで到達しませんし、車線幅も広いので緩やかなカーブで多少ハンドルを回しすぎましてもはみ出る前に私が補助ハンドル・補助ブレーキができます。交通量が少なく、広い道路というのは利点が多くあります、こわくはありますが。

お客様は非常に緊張した面持ちでこの幹線道路のいちばん左車線を30-40km/hで走行されています。まずはアクセルとブレーキの踏み具合などを体験していただいております。横浜市主要地方道82号のようにかなり奥の景色まで見通せますこの道路でお客様は、ほぼ初めてのクルマをほぼ初めて、しかも他国で運転されているのですから緊張されるのは当然です。それでもカーブは車道の枠に収まっておりまして、ということは、視線は奥の方をとらえられているということです。
「カーブのライン取りもきれいですし、お上手ですね」
と申し上げまして、お客様の方は慎重で確実な運転を続けられまして三渓園の隣まで来ました。ここで案内標識に変化があります。
「八景島・磯子」が右にレーン、「16号・根岸」が左レーンを告げる案内標識です。いま、お客様は人生で数度しかない運転作業に必死ですので細かい説明をせずに「根岸と書いてある方の道路をとおりましょうね」とそのままいちばん左の車線を続けて走行していただきました。
分岐に近づきまして黄色の縦方向への点滅灯火が出てきました時にお客様が「ここ、ここでだいじょうぶですか」とご心配されまして、「右を通ると金沢区に行くそうです。根岸はこちらで大丈夫ですよ」と応答いたします。ペーパードライバーの方や運転に不慣れな方は案内標識を読み取るが難しい方もいらっしゃいますので、こうしたやり取りはよくあることです。
側道を通りましてしばらくしますと、効果を抜けまして間門の交差点へと到着です。ここを右折しますと本牧、直進しますと根岸・磯子駅まですぐです。

幹線道路の通り方についてはこちらをごらんください

日陰での運転ではなくなったためでしょうか、先ほどの運転よりも速度も出てくるようになりました。
「まだ運転にどきどき」
とおっしゃいながら、無事に根岸駅のロータリーへと到着されました。
「お疲れさまでした。少し休憩しましょうか、それとも直進の練習を続けましょうか」
「いえ、次は戸部の近くにある西区役所に行ってみたいです」
とファイトがあふれていらっしゃいます。ペーパードライバーであるというのは関係なく、「必要なのでそれを行う」というシンプルな原動力というのは、とても大きな力を生むと思います。戸部に参りましょう。

横浜市主要地方道82号を再び間門交差点までいきまして左折します。速度は少し制限速度に届かないぐらいですが他のペーパードライバーの方もそうでない方ものんびり走られている方はいらっしゃいますし、制限速度は最高速度なので「この速度まで出してもよい」というのですから、ぴったりで走行しなくてもいいのです。ただ教習所の路上教習や試験の場合は、最高速度間際まで出さないと減点をされてしまうために教習生をせかすのです。
速度の問題は、いろいろ体験されて情報量過多になる今回ではなく次回の余裕があるときに練習するとしまして左折です。ペーパードライバーであるはずですがお客様はカーブがお上手で、根岸駅への左折もそうでしたが間門交差点の左折も余裕ある速度から歩行者をきちんと後方まで確認、左折されます。

日本初運転でペーパードライバーのお客様、続いては本牧・横浜中華街前から桜木町、戸部という中区へ

本牧通りは幅広の片側二車線道路でときどき緩やかで大きなカーブがあリます。間門交差点からドコモショップ本牧店までは左車線への路上駐車が多い印象ですので右の車線を走らざるを得ませんが、ペーパードライバー歴８年で今日が初回のお客様は、右の車線を走られることに抵抗があるようです。
「この車線は、スピードを早くしなければなりませんか？」
とおっしゃられましたので、
「神奈川県全体だけではなく他の地方もそうですが、右の車線をのんびり走行されている方もよく目にします。無理はされなくて大丈夫ですよ」
とお応えします。速度は最高速度に5km/h届かないくらいですが、お客様は一生懸命運転されていますし、なにより根岸駅へ向かう道のことを思い出しますとそうとうレベルアップされております。そもそも運転に苦手意識やこわさがあるがゆえのペーパードライバーですから、それがこれだけご自身と向き合われておりますので、この経験はお客様をかならずや上達と自信へと導いてくれるでしょう。

回転寿司てつりゅう房からはじまるゆるい左カーブの連続をやや左寄りに曲がられ、途中で中央に修正するという動作を繰り返されながら、やたら目立つイオンバイクとピザハット本牧店の奥、山手警察署前の交差点を右折します。もともと路上駐車が続いていたために右車線を走行しておりましたのでそこから右折レーンへの分岐はスムーズでしたが、広い交差点内で右折待ち用の破線枠はなく導流帯のひし形があるためにお客様は戸惑われましたが、対向車などで気になる要素がありましたら止まって待ちましょうというアドバイス通り、続く対向車が途切れる信号切替と右の矢印信号でゆったりと右折に成功されました。ペーパードライバーの方や運転士はじめの方はもちろん、広い交差点での右折は対向車をじっと見がちのために信号切り替えに気がつきにくいのでベテランドライバーの方もゆっくり通られる方はよくいらっしゃいます。気後れされずとも大丈夫です。
そのあとの小港橋交差点も手前のクルマを見ておりますとその奥にある進行方向別進行区分の標識にある「左折レーン」の標示を見落とすために注意が必要です。

クルマは山下橋東、谷戸橋ときまして横浜中華街前を進んでいます。ここも路上駐車と中華街への左折待ち、ガソリンスタンド待ちと観光・路線バスとタクシーの客の乗り降ろしに自転車のおかげで左車線は活気に満ちています。お客様は、左車線内で自転車を抜くために寄ってきますクルマがこちらにぶつかってくるのではないかと気にされております。
やがて馬車道ちかくの本町四丁目で「↖桜木町」の文字を見つけまして本町五丁目でななめ左へ、途中の桜木町駅入口交差点を曲がらず国道１６号へ合流、桜木町駅を通過しまして桜木町七丁目交差点から左に入り、戸部内を走行、見事幼稚園に到着されました。桜木町駅前交差点で赤信号中に作戦会議をしましてお客様発案のルートでまいりましたのが功を奏しました。

日本の駐車場でもしっかりバック駐車ができます

「来れました。今日は家の周りをぐるぐる回るだけだと諦めていましたが、来たいところまでこれました。」
「根岸駅も行けたというおまけもつきました」
そのまま来た道を戻ります。速度は変わらずですが、一つひとつの動作に迷いはなくなっております。首都高狩場線下へ入る際に左折しながら右の車線へ入るのには元町から中華街へ移動される多くの歩行者待ちや左折中の車線選びに慎重になられていましたが、そこから本牧・ご自宅へと戻られる道中はスムーズでした。

ご自宅の駐車場ではあらかじめハンドルを回すポイントやサイドミラーの使い方などをご説明させていただきまして実行していただきました。一度の切り返しで駐車できました。再度お試しいただきまして、これも一度の切り返しで成功されました。大変お喜びいただけまして大変恐縮です。
二度目の駐車が完了いたしましたところでお時間となりまして、お会計と次回の打ち合わせを行いまして解散となりました。今回はどうもお疲れさまでした。次回もどうぞよろしくお願いいたします。