【山道運転の練習として鎌倉までの道とついでに横須賀までめぐってしまう】それがペーパードライバー歴8年でも大丈夫!ペーパードライバー講習はファースト横浜 体験レポート『横浜市金沢区 1』

『体験レポート』ペーパードライバー講習、横浜市金沢区の場合1

今回ご紹介させていただくお客様は横浜市金沢区にお住いの20代女性の方です。

みなさんは、ご家族でのご旅行やお友達との遠出、職場で営業などの外回りの際にご家族や友人、先輩に同僚などの長時間運転をご覧になって「毎回この方ばかりに運転してもらうのは申し訳ない」と運転できない自分を歯がゆく思われたことはありますか。
今回のお客様もそのおひとりで、お仕事柄あちこちの自然豊かな場所へいらっしゃる際に毎回おなじ職場の方々が運転されるのをみて、このままではいけないと思われてご応募いただきました。

※【お試し体験プラン】では、駐車・高速・マイカー教習は行っていません。

とはいえ、ペーパードライバー歴8年ということもあり運転に自信がありませんお客様はご相談の末、まずは全4回からなるスタンダードコースを選択され、足りなければ追加されるご予定になりました。講習はマイカーではなく講習車で行います。
今回はその2回目です。
前回は基本的な右左折から始まり、海沿いで福浦・コストコホールセール・アウトレット横浜ベイサイドなどをたどって幅広の車道で加減速、駐車、進路変更をまんべんなく行いました。
ですので今回の目標は山道をはじめとして多くの道の種類を体験して、車を運転するという行為に慣れること、道路の種類ごとに速度や気をつけることをどうするかという選択に慣れることに重点を置いてやっていきたいと思います。

ご自宅前で待ち合わせをいたしましたあと免許証を拝見しまして所持の確認、座席やミラー調節を行いまして今回の講習内容について打ち合わせをしまして講習開始です。
まずは金沢八景駅・横須賀街道を通ります。

季節は梅雨ですが空は気持ちのいいほどの青空。横断歩道を行きかう人々は明るい色彩の服をまとって思い思いの方へと歩いていきます。
「緊張しすぎて手汗がやばいです」
「後で拭くので全然気にしないでください」
信号が青へとかわり、左折先の歩行者を角度をつけた状態で待ちます。
「いいですね、これで後ろの車は僕らを抜きやすくなります」
「前回習ったので」
横須賀街道へ入ると同時に目に入るのは「↑ 観音崎 横須賀」「→ 原宿 鎌倉」という案内標識です。
鎌倉へ向かうので、、、」
「次を右ですね」
話尽酒房ととやの交差点を過ぎまして片側二車線の右レーンへと進路変更します。まだ始まったばかりですので後方確認などはお手伝いさせていただきまして、転回禁止の表示などを解説させていただきながら六浦の歩道橋を右折する車列にならびます。
「今回は運がいいですね」
「そうですね、ここの交差点は混んでいるイメージしかないですから」
対向車が信号停車で止まっている時差式信号機を、青のうちに右折します。周りの車と同様にスムーズに、とはいきませんが、前回の最初に比べたら格段に上手になられて、まわりの交通に合わせるように右折されていきます。

昼の環状4号はほどほどの交通量で、こういう流れは周りに合わせて走れるので、交通量が少なすぎたり、混んでいて車列に余裕のない後続車が詰めてくるよりも気持ちは楽といえます。
バスが前方にいるためか途中車列の動きが鈍くなってきましたが、大道に入り、乗降停車中のバスも抜き、右手に「WATT MANN」の看板が見えて参りましたので、鎌倉への分岐はそろそろです。
コスモ石油と横浜横須賀道路 朝比奈インターチェンジをすぎて交通量が増えてまいりますと「↶ 鎌倉」という案内標識が出てまいりました。
「ああ、いよいよですね」
お客様は案内通りに左折します。

いざ鎌倉 山道の練習

まるでUターンのように曲がる左折のあとにはすぐに上り坂。自分の車が出しているエンジン音の唸りに不安をおぼえつつ右へカーブを曲がるとすぐに、奥の見えない急カーブに見える左カーブが待っている、という状況の繰り返しが始まっています。そう、これが金沢街道です。
そう、こんな感じなんですよ、仕事場へ向かう道って」
「ではいい練習になりますね」
「そうですね、2回練習しておいてよかったです」
体験コースと4回コースの初回ですね。
左カーブを曲がりますと上り坂の奥にはガードレールと「急カーブ注意」という看板があります。ああいうときはだいたいヘアピンカーブのことが多いです。私のアドバイスでカーブに入る前に曲がりやすい速度に落としておいてからのカーブ、というやり方に
「後ろの車は大丈夫ですかね」
と怒っていないかを心配されています。
「みんな同じような感じで曲がってますから大丈夫ですよ。スピード落とさないカーブは後続車に『お、慣れている車か峠を責めている車だな』とおもしろがられます」
そうこうしているうちに下り坂が始まり、西武メモリアルパークを過ぎますと「鎌倉市」を告げる標識が出て参りました。ふたりして「おおっ!」と声が上がります。
そのあとも急な下り坂の直進道がのびて緩やかな左右カーブをまがり、お客様が「こういう下り坂はブレーキをずっと踏みながらでいいn」と言いおわらないうちに右左曲がり角が出てきます。
「この短い時間でしたらブレーキを踏みながら走りやすい速度を保って下ってもいいと思います。不安でしたらギアを一つ下げましょう
と私も言いおわらないうちに連続で曲がり角を曲がられ、鎌倉霊園への右折レーンがでてきて一瞬迷われたりとバスロータリを過ぎるまではこの調子でした。

「仕事の現場はここより狭い道をのぼったりするので、いい練習になっています」
とおっしゃってくださいます。ここまでくると切り通し感は薄まり、かわりに建物が顔を出してきます。道路も狭くなって歩道なしのガードレール路側帯またはガードレール+段の低い狭い歩道がセットになった道路となります。

「私、さっきの道よりもこの道のほうが苦手かも

そう思われるのも仕方がないでしょう。対向車との距離を先ほどよりも近く感じられるこの道は、ガードレールとも距離が近いです。加えてカーブもあるのでハンドルを間違えてしまったら、という不安も手伝ってとのことです。
ですのでまず、バックミラーを診ていただいて、後ろに車はいれどもその距離感は我々を煽っているわけではないことを確認していただきます。そして、自分にとって無理のない速度で運転していただくと、落ち着きを取り戻されたようです。
「このあたりは土地勘はあるんですか」
「ぜんぜんないですよ。先生はよく車でいらっしゃるんですか?」
「鎌倉は電車で行くものだと思っています」
「一緒ですね」
宮ヶ瀬や戸隠などの山道もこのあたりの道も、要は狭くてカーブが急で上下坂も傾斜が急、ということで練習にはちょうど良さそうです。
和歌山の高野山へ行き来するための国道(酷道)や奈良県の暗峠のような酷道は運転上級者でも大変な緊張を強いられる道路なので、そういうところは職場の先輩や同僚の方が運転されるのでしょう。今回の講習でお客様が体得されることを願うのは、山道や難しい道路などを通ることが実際にできて、かつ自信をつけることができることです。なので、目的地は有名な方が良いのでしょう。

進むにつれて町並みが増えていきます。それまでは切り立った崖や生い茂る木々が両面や片面に見えていましたので、この景色の変化は、もうそろそろ鎌倉は雪ノ下、鶴岡八幡宮に近くなってきていることを意味しています。これはこれで難しく練習になります。道の狭さは相変わらず、車や歩行者、自転車の数も増えている状況ですのでこういった、山道からの帰り道を運転する練習になります。

「運転が落ち着いてきましたね」
「慣れてきました。最初にあの山道を通れたので自信がついたのかもしれないです」
どうもありがとうございます。
やがて鶴岡八幡宮の参道に到着され、中央の参道を興味深そうに捉えながら「ここを車で走る日が来るとは」と呟いておられました。

突き当たるまでしばらく、鎌倉駅周辺の特徴(脇見運転のドライバーがいたり路上駐車がいたり)などを確認していました。進むにつれて建物の数は減り視界がひらけてきます。つきあたりの滑川交差点の信号を左折します。安全確認を重視した、良い左折でした。
「では、ここから海岸沿いの道路を練習しましょう」

海岸沿いの練習

視界は開けて道路奥まで見渡せる、そういうイメージが海岸沿いの道路にはあります。たしかに道路が空いているときはそのような見え方なのですが、、、
「前の車につられますね、意外に」
そう、お客様がいま気づかれたのは、前の車が道路の少し左寄りなどで走行していると、その後ろを走る自分もつられて同じように左寄りになってしまう、ということです。
「車間距離を取ると手前のクルマに集中せずにすみますよ」
「でも後ろのクルマが煽ってくるんじゃないですか?」
「多分大丈夫ですし、もし後ろのクルマがそうしてきたらお知らせしますよ」
お客様が車間距離をとった運転をされますと、直進路はもちろんカーブでもどちらかに寄ることがなくなりました。
「不思議」
「そうですね。後ろのクルマも煽ってきていないです。お上手と認められたのでは」
海岸線をしばらく走るとトンネルがあり、通行のために前照灯をつけます。
「圧迫感があります」
トンネルを抜けますと切り通しと陸橋の上をいつの間にか走っています。
「これまでの風光明媚さとはぜんぜん違う風景ですね」
車一台が余裕を持って通れる広さ、とは言いづらい車道幅の単線道路で中央分離帯などはなく、それでいて制限速度は50km/hです。軽い下り坂のカーブを曲がられながら、前との車間距離をある程度とられているのでどちらかに寄って走られることはありません。
50km/hで走行しなければいけない、ということではなくて50km/h以内であれば大丈夫という意味です」
とご説明いたしますと、安心されたのかカーブ前で速度を落とされて運転されました。地域の海岸線それぞれに特色はありますが、変に構えなくていい、ということがおわかりになれば心的負担も減るかと思われます。

左右両側に防音壁のような壁のある陸橋が、伊勢山トンネルを抜けて葛が浜海岸あたりに差し掛かりますとなくなり、風景は海岸線のものに戻りました。
「海沿いってもっとまっすぐか緩めのカーブが続くものだと思っていました。でも、トンネルがあったり坂が長かったりと海沿いの難しさというのもあるんですね」
「そうですね。地形にもよるところはありますが、熱海なんかもキツめのカーブと起伏の激しいところがありますよ」
「こうなってくると、海沿いも山道も気をつけ方はそんなに変わりませんね」
「本当にそうですね」
大崎公園に近い切り通しを下りながら左への長いカーブをのぞくとそこには再び海が見えてきました。
カーブを曲がっていくと、右手には散歩する人々が点在する浜と波の静かな海、左手にはマンションにサーフ・ボートショップにハワイアンやイタリアンや夢庵などの飲食店が行儀よく並んでいます。前を行く車列は渚橋の上から次第にあつまり始め、渚橋交差点で渋滞のためにしばしクールダウンです。
「まだ時間がありますね、体力は大丈夫ですか?」
「大丈夫ですけど」
「では、横須賀もまた急坂にカーブという組み合わせが結構ありますので、アップダウンや道路の選択などが練習できますよ」
「じゃあ、やってみたいです」
「わかりました」

横須賀で更に山道の練習

横須賀葉山線を目指します。
渚橋を直進し長柄隧道のトンネルを抜けますと、「←逗子 ↑横横道路 →横須賀 三崎」と書かれた案内標識が出てきました。
「右折ですね」
お客様はもう案内標識に注意を向けて次の道路を決定できるようになっています
「そのとおりです、お願いします」
交差点が赤信号の間に右折レーンまで詰められたあと、違和感に気がつかれます。
「対向車の道路、右折レーンはわかるんですけどその隣の道路が2列になってます」
「よくわからないときは信号が変わったあとの動き出しを見てみるとわかります」
青信号になりました。
右折の対向車がこちら側の直進車待ちのために交差点の中心の手前で止まります。真ん中列の対向車は直進のために我々の傍を通り過ぎていきます。一番右の列は左折のために歩行者の横断をまっています。
「なるほど、あれって三車線なんですね」
「ぱっと見はわからないですよね」
「わかってました?」
「いえ、全然」
葉山の道路を進みます。トンネルがあったりしますが上大岡より南側の車道の雰囲気とよく似ています。右カーブを曲がったところに2箇所「K」の字を鏡面にしたような左折箇所があります。その左奥の方へと曲がっていきます。これが横須賀葉山線です。

横須賀葉山線に入った途端から上り坂。その後アップダウンとカーブが続き、たまにトンネルという感じでお客様はどんどん運転されていきます。
最初の鎌倉への道路でだいぶ慣れました
と笑顔でお答えになられながら大楠山や葉山国際カントリークラブを右手沿いに走る横須賀葉山線を右へ左へ走り抜けていきます。池上をすぎて不入斗に入りましたので、坂本公園前の交差点を右折します。ここから、急な上り坂とカーブが続きます。鶴が丘歯科の交差点を左折して郵便局側へ行き、不入斗公園の坂を下り佐野二丁目交差点を左折して鶴久保小学校の交差点を道なりに流れて安浦町へと向かいます。
上町三丁目の交差点を右折します。
ここは、角度のある左カーブが交差点内から折れているために、右折レーン待ちの車にとっては対向車が見えづらいです。
「こういうときはどうすればいいですか」
「信号機の横に『時差式信号』と書いてあるのが見えますか。歩行者信号が点滅から赤へと切り替わり、対向車の信号を黄赤にかえて少ししてからこちらの信号が黄赤に変わるというものです」
「じゃあそんなにあわてなくてもいいんですね。後ろの車にわるいと思って早く通ることだけ考えてしまいそうです
幸いにも我々が右折するときに対向車の台数が少なく、「いいのかな」とおっしゃられながら早めに右折することができました。
両側の車道間隔がだんだんせまくなり、その上京急本線のガードを潜りその途中にある横断歩道で歩行者に道を譲るという、およそ山道とは関係がなくなってきましたが、これもいい練習です。通る道路の種類が増えますと、思考の切り替えや判断力もつきます。運転には必要な力です。

下り坂を終えまして、右折で中井パンに寄り道しましてお客様がポテチパンなどをご購入し終えましたら帰路につきます。

帰路となる国道16号はアメリカ海軍施設とヴェルニー公園のあいだからが真骨頂です。
「上の案内標識を見ますと、赤い矢印が2本あり、行き先は横浜川崎、右側にある緑色の矢印1本は横須賀駅横浜横須賀道路という高速。さて、何色の道路を行きましょう」
ですね」
ということで赤くペイントされた道路を通っていきます。

汐入駅に続く交差点をすぎますと赤のペイントはなくなり、ヴェルニー公園前に来ると左に車線と右一車線のあいだに導流帯が走り、明確に分岐となります。その右側一車線の上に高速か横須賀駅かという案内表示がかかり、そちらには行かないので今我々が通っている道路が正解であるということがわかります。
これはひとりで初めてきたら、もうパニックですね
「だれだって初見でうまくいく人はそんなにいませんよ。みんな何かしら悔しい思いをほんの少ししていると思います」
「悔しい思いをしたくないですね」
「今はGoogleマップのストリートビューもありますので予習ができます。あとは、通ったことがある人を車に乗せて運転してみる、とかですか」
トンネルが続きますが、江の島の海で培った「トンネル=ライト」の気づきと車間距離で左側を空けることもなく順調に運転されています。安針塚駅、田浦駅、追浜駅と過ぎる中で「横浜川崎」の案内標識を追っていけばいいというのも安心感に一役買っています。
ゆるやかな左右のカーブをいくつも流していると、気がつけば六浦の交差点です。そこからご自宅まで渋滞にハマらずに帰ってこられました。
「今日もおつかれまさでした」
「いや、今回は2時間ちょっととは思えないほどあちこち行きましたよ」
「ちょっとしたマラソンでしたね」
「お陰様でいい練習になりました。ありがとうございました」
こちらこそ。次回もまたよろしくお願いいたします。

こちらにも体験レポートがあります。

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