『府中運転免許試験場』路上コース合格のためのポイント

今回は府中運転免許試験場の路上コースのポイントを解説いたします。

府中運転免許試験場の路上コースでは、東八道路と、甲州街道がメインの大通りです。大通りでは、車線変更のタイミング、速度調節がポイントになります。
片側1車線の道路では、駐車車両や自転車等への対応や、すれ違いが難しい狭い道路での対応がポイントとなります。

場所によって制限速度が異なるため、ある程度覚えてから本番に望むと良いでしょう。

路上試験はどこから始まるの？

府中運転免許試験場の路上試験では、試験場からは検定員の方が運転をし、最初のスタート地点まで運転していきます。路上に停車をし、一番目の方と交代をしスタートとなります。

乗車の前には、車の前後の確認をしてから乗車します。
乗車したら、座席を合わせてシートベルトをし、ルームミラー、ドアミラーを合わせます。

試験場の目の前を走る大通りは、東八道路といい法定速度60km/hの道路です。
先ずは、しっかりと速度を出せるようにしましょう。そして走行する車線は第一通行帯を走行します。
「次の信号を右折してください」
と言われたら、右折のために車線を変更します。

基督教大裏門の交差点は矢印信号ですので、右折の矢印信号が出るまでは停止線で停止します。
右折した後は制限速度40km/h、下り坂なので速度メーターを意識して速度超過にならないように気をつけましょう。その後、信号のない横断歩道がありますので必ず歩行者がいないか速度を落として確認します。

信号のない横断歩道で必ずやるべきこと

道路表示で、「この先横断歩道あり！」という、ひし形の道路表示。先ずは、一つ目のひし形の表示のところに来たらアクセルペダルを離して、ブレーキペダルに足を乗せます。速度を落として歩行者がいないかを確認します。完全に歩行者がいなそうでも毎回この足の作業は必要です。仮に、路地から人や自転車が出てきて止まれなかった場合は、補助ブレーキを踏まれてその場で不合格となります。

また、試験ではスムーズな運転よりも危険を予測した安全な運転を求められます。毎回信号のない横断歩道でしっかりと対応ができているかチェックされるので、道路表示を見て運転しましょう。
もちろん、見通しが悪く歩行者の有無がわからない時は徐行して、いつでも止まれる速度で進みましょう。

駐車車両の対応は？

路上駐車がいる時は、進路変更の手順で運転します。
（ルームミラー）合図→ドアミラー→目視
障害物との側方間隔は1mはあけましょう。また、1mの間隔があけられない場合は徐行で通過、もしくは対向車が行ってから行きます。

道幅が広く進路変更しなくても通過できる場合でも、路上試験の際はしっかりと進路変更をすることが大切です。しかし、走行していると「これは進路変更するのかな？」と疑問に思う場面もあるかと思います。その際は、あえて進路変更をするようにしましょう。進路変更の手順を踏まずに、なんとなく右に避けてしまったりすると減点対象になってしまうので、「迷ったら進路変更！」の気持ちで挑みましょう。

自転車への対応はどうするの？

試験で走る道路の中には、道幅が狭く自転車を追い越せない道路も出てきます。実際に車を運転している側からすると、自転車は本当に怖い存在です。
通常であれば、進路変更の手順で追い越しをするのですが、試験の場合は特に注意が必要です。

旧甲州街道は30km/h制限の道路です。最近の自転車は40km/h出ている自転車もいます。そのため、制限速度内で自転車追い越すことができるかどうかの判断がポイントです。
仮に、ふらふらと走っている自転車が前方を走っていたとして、進路変更をして追い越そうとすると対向車が来ていないか確認し、進路変更の安全確認をし、さらにその先に信号のない横断歩道がないか等、一気に注意することが増え、自転車を追い越すことでリスクが上がります。

自転車のスピードもさまざまです。試験の際に自転車が前を走っていたら無理をして追い越す必要もありません。状況をしっかりと把握し安全を優先しましょう。
この通りは、信号のない横断歩道や自転車も多いので焦らず判断ミスをしないよう慎重に運転してください。

試験を受けるけど不安だな・・・

府中試験場での路上試験は、練習すれば難しくはありません。試験で走るルートを事前に走って、気を付ける場所やポイントも分かっていれば、怖いものなしです。
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